【地方創生】「関係人口」「創造的過疎」とは?〜社会学の授業から〜

私の考え方
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はいどうも皆さんこんにちは。まきまきです。

今回は、僕が受けた社会学の授業の中で出てきた、「関係人口」と「創造的過疎」という概念について紹介していきます。

僕自身この言葉を知ったのは社会学の授業が初めてです。なので、今回の記事は僕が皆さんに、学んだことをアウトプットするための記事でもあると思ってください。

それでは早速見ていきましょう!

「過疎化」のプロセス

社会学の授業では、「人口と地域社会」というテーマで、日本の人口の変化とそれに伴って起きる問題、地域社会が孕む「過疎」について学びました。

「過疎地域」は、法律的には「人口の著しい現象に伴って地域社会における活力が低下し、生産機能および生活環境の整備等が他の地域と比較して低位にある地域」(過疎地域自立促進特別措置法1条)です。少し古い資料ですが、2012年の時点で、過疎地域は国土面積の57、2%を占めていますが、過疎地域の人口は全人口の8、1%しかありません。つまり、過疎地域における1番の問題は「地域における人口減少」なのです。

では、(地域の)人口減少の主な要因はなんなのか。

大きなものとしては、1950年代の高度経済成長期に第二次・第三次産業が発展(第二次産業は例えば製造業である工業、第三次産業は例えばサービス業)し、労働力確保のために若年層の都市部への人口流出が起こったことがあります。その結果、地方に残された人の高齢化が進行し、人口構成バランスが崩れ、さらに経済発展に伴う少子化も手伝って、「過疎」と呼ばれる状態が出来上がっていきました。

「過疎化」を解消するためにはどうしたらいいだろうか?

ここで、最初に挙げた2つの言葉がキーワードになってきます。

ざっくりと言ってしまえば、「関係人口」は過疎化を防ぐために、なんとかして地方に人口を戻そうとするための考え方ですが、それに対して「創造的過疎」は、そもそもあるがままの状態として「過疎化」を受け入れ、その中でできるだけ地域の機能を維持していこうという考え方です。

ここからは、それぞれの考え方を紹介していきます。

「関係人口」の考え方

まず「関係人口」についてです。

総務省「関係人口ポータルサイト」には、関係人口の定義として、以下のように記載してあります。

「関係人口」とは、移住した「定住人口」でもなく、観光に来た「交流人口」でもない、地域と多様に関わる人々を指す言葉です。

かなり抽象的な定義ですが、以下の図(同サイトより引用)を見てもらえばもっとはっきりわかると思います。

 

過疎化をなくすための政策として、これまで、産業規範整備や生活規範整備といったハード整備事業(道路整備・上下水道の敷設など)が展開されてきました。これらの事業は、「交流人口」だった人に、どうにかして「定住人口」としてその地域に住んでもらうための施策だったと考えられます。しかし、これらの対策は十分に効果を上げられませんでした。その要因について、僕は「この地域に住みたい」という想いがないからではないかと考えます。

言い換えれば、これまでの地域活性化は「定住人口」にのみ重きを置きすぎて、定住に至るまでに人はどのような過程を辿るのか、が理解できていなかったのではないかとも言えるのです。

そこで、これまでの「交流人口」と「定住人口」の橋渡しとなる概念として国が考えたのが「関係人口」です。

定住の前段階として、「その地域の役に立ちたい」という想いを持ってもらい(交流人口→関係人口へ)、地域の担い手不足という地域活性化の大きな課題の解決策となる、そして将来的にその地域へ定住してくれる可能性を持った人材を増やしていく(関係人口→定住人口)、それこそが地域の活性化につながる重要な過程だと思います。

まとめると、「関係人口」とは、「これまでの地方創生政策がうまくいかなかったことの反省を踏まえ、人口現象・過疎化を防ぐために国が出した指針」と言えます。

なお、興味がある方は、総務省「関係人口ポータルサイト」に、実際の関係人口の例なども載っているので、ぜひ見てみてください。

関係人口とは|『関係人口』ポータルサイト
「関係人口」とは、移住した「定住人口」でもなく、観光に来た「交流人口」でもない、地域と多様に関わる人々を指す言葉です。地方圏は、人口減少・高齢化により、地域づくりの担い手不足という課題に直面していますが、地域によっては若者を中心に、変化を生み出す人材が地域に入り始めており、「関係人口」と呼ばれる地域外の人材が地域づくり...

 

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今回はここまでです。 

次回は、過疎化に対するもう一つの考え方「創造的過疎」について書いていきます。

それではまた次の記事で。

 

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