AKIRA【映画感想・評価・レビュー】~日本を代表するアニメ作品~

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今回は原作・脚本・監督大友克洋さんによる伝説的映画「AKIRA」の感想を書いていきます!

『AKIRA』4Kリマスター 公式サイト
時代がようやく追いついた――世界を揺るがした伝説的作品が、舞台となった記念すべき年に4Kリマスターで再臨。『AKIRA』4Kリマスターセット 2020.4.24 ON SALE

あらすじ

近未来の東京を舞台に超能力者と暴走族の少年たちや軍隊が繰り広げる戦いを描き、製作期間3年、総製作費10億円という当時としては破格の歳月や労力をつぎ込んで生み出された濃密でハイクオリティなアニメーションが国内外に多くの影響を与えた伝説的な一作。1988年7月、関東に新型爆弾が落とされて第3次世界大戦が勃発。それから31年が過ぎた2019年、東京湾上に築かれた新たな都市=ネオ東京は翌年にオリンピック開催を控え、繁栄を取り戻しつつあった。ある夜、職合訓練校に通う不良少年の金田と仲間の鉄雄らは、閉鎖された高速道路でバイクを走らせていたが、そこで26号と呼ばれる奇妙な男と遭遇する。その男は、軍と対立するゲリラによって、「アキラ」という軍事機密と間違えてラボから連れ出され、軍に追われていた。そこへ現れた軍によって、26号と接触して負傷した鉄雄が連れ去られてしまい……。 https://eiga.com/movie/34459/より

 

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今なお、多くの方面に影響を与えている伝説のアニメ映画です!

 

内容について書く前に、AKIRAの影響力について書きます

大人向けアニメを開拓

AKIRA以前には、鉄腕アトムやディズニーアニメなどがありました。しかし、当時はアニメ=子供向けというイメージが強かったのです。

日本文化研究家のスーザン・ネイピアさんは、『Newsweek日本版』(2012年8月15日・22日合併号)でこう語っています。
『AKIRA』の野心的テーマは漫画自体のイメージも一変させた。大人向けの漫画になじんだ日本の読者も、若者が軍と科学の犠牲になる『AKIRA』の黙示録的世界観に心を奪われた。外国の読者にとっては、これほど複雑で不穏なテーマを扱う「コミック本」が存在するという事実は衝撃だった
「アニメは子どものもの」と決め付けていた欧米人にとって、アニメ版はさらに強烈な新発見だった。パワーとイマジネーションあふれる日本発の異色作の噂は口コミで広がり、アニメのクリエイティブな可能性を世界に気付かせた

 

また技術面も桁外れでした

映画製作費に、当時の日本のアニメーション映画としては破格の10億円をかけ、70mmプリント・総セル画枚数約15万枚を使用。アフレコではなくプレスコを採用して、会話のアニメートもできるだけ自然に見えるように作画(通常リミテッドアニメーションでの人物の口の動きは3種類であるが、この作品では、日本語の母音数と同じ5種類で描かれている)、ドクターの使用する波形センサーの動きは、当時ほとんど採用例がなかった3DCGアニメーションとセル画の背景合成で再現するなど、贅沢な制作体制を取った。  https://ja.wikipedia.org/wiki/AKIRA_(漫画)#アニメ映画版より

劇中のバイクのデザインや、町の風景(サイバーパンク)も素晴らしいものばかりです。

※スティーブン・スピルバーグ監督作品「レディ・プレイヤー・ワン」にも金田のバイクが登場します。

 

 

以下、内容について書いていきます!

 

 

映画感想

 

AKIRA=身に余る力

 

AKIRAは身に余る力を表す言葉として登場します。(後半で人間だったことが明らかに)また、鉄雄は実験台になりAKIRAと同等の力を手に入れることになります。

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スーパーマンのような超人的な力を手にする!

しかし鉄雄は私利私欲のままに破壊の限りを尽くします。(金田への嫉妬心もあった)

複雑で不穏なテーマ

後半になると、複雑で不穏なテーマが顔を出します。ただのアンチヒーローが登場するだけで終わらないところが一番の要因です。

劇中にこんな言葉があります。

(AKIRAを人間が橋や車を作るエネルギーとしたうえで)もし何かの間違いで順番が狂ってアメーバみたいのものが人間みたいな力を持つことになったら、アメーバは家や橋を作ってはくれない。自分の周りのエサを食いつぶすだけ。

このセリフは現実世界に落とし込むと、「私たち人間は、自分の周り(環境など)を食いつぶしてい、私利私欲のために力を使ってしまう。」と言い換えられます。

ラストのセリフ

ラストはこんなセリフで幕を閉じます。

「いつかは私たちにも」

「もう始まっているからね」

これは、

今はAKIRAという力を持て余しているけどいつかは私たちにも使いこなせる日が来るはず。

そしてそのための行動や挑戦、試練はもう始まっている

こう伝えたかったのでは?と思います。

 

 

という事で今回は以上です!

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