【大学】法学ってつまらない?

私の考え方
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はいどうも皆さんこんにちは。そしてお久しぶりです。まきまきです。

先日、ZOOM飲み会の中で友達にこう言われました。

まきまき
まきまき

法学って、

六法全書を暗記するものじゃないの?

正直、「法学部」と聞いて、ある一定数の人がこのような勉強を想定すると思います。

しかし、実際の法学部の勉強は全く違うものです。今回はそのことを伝えたいのです。

確かに法律を学ぶ上で、覚えなければいけないポイントはあります(例えば、パンデクテン体系とはどのようなものか、とか。気になった人は調べてみてください)。しかし、それ以上に、現在進行形で法学を学んでいる大学一年生の僕としては、法学を通じて社会とどう関わるか、を知ることが重要だと感じています。

まず、何のために六法を丸暗記する必要があるのでしょうか。ありません。

大学の試験会場にも六法は持ち込み可ですし、もし社会で六法を必要とする時があったとしても(例えば、不動産賃貸借の時など、でしょうか)、現在のネット社会の中で、条文の一つや二つ、検索をかける、もしくはポケット六法を引けばすぐに出てきます。条文を暗記する必要性など、全くもってないのです。

そして、法学を学ぶということは、現実に起きている問題と向き合うことだ、ともいえるのです。

民法の第4編(親族法)を例にとってみましょう。

家族の中心的な単位として、「婚姻」という概念があります。現在、日本は法律婚主義をとっており、法律に定められた要件(当事者に婚姻意思があること、婚姻障害理由がないこと、婚姻の届出がなされたこと)が満たされ、かつ届出婚主義(一定の届出をすること)を満たすことで初めて婚姻が成立するという考え方をしています。

ここで、実際には夫婦のようであっても、法律上の夫婦とはみなされない、いわゆる「事実婚」という関係をなしている人も一定数います。事実婚では、パートナーと同性を名乗ることができない、パートナーの財産を相続できないなど、法律婚と比べて様々な制限が存在します。

では、LGBT(セクシュアル・マイノリティー)の人たちはどうでしょうか。

電通ダイバーシティ・ラボによると、「2018年現在において、日本の人口に占めるLGBTの割合は約10%」だそうです。一説にはこれは、日本における左利きの人よりも多いそうです。(ちなみに、僕は左利きです)日本の人口を1億人とざっと仮定すると、その10%、およそ1000万人がLGBTということになります。

ここまで割合が大きいと、これらの人たちを「マイノリティー」と呼んでいいのかどうかの議論も湧き上がってきますが、それとともに、(生物学的な)男性同士、女性同士の婚姻が認められるか、という問題も提起されています。

現在、日本国憲法24条1項では「婚姻は、両性の合意のみに基づいて成立」すると書かれています。両性とは、(生物学的な)男性と女性のこと。すなわち、男性同士、女性同士の婚姻は、現行法律では認められていません。

しかし、現在の社会では、生物学的な「性」とは違う「性」のあり方が議論されています。現に、2019年7月5日、福岡県に住むLGBTの男性カップルが婚姻届を提出したり、2月14日には同性婚を認めないことを違憲だとする訴訟が、東京や大阪などの地方裁判所で起こされました。このように、社会において婚姻のあり方に疑問を抱く人が出てきている中で、果たして現行憲法の規定は正しいのでしょうか?また、間違っていたとして、社会全体の利益にかなうように、どのように修正を図ればよいのでしょうか?

単に「婚姻」という民法の一部分を切り取っただけでも、このような複雑で、そして興味深い社会問題が顔を出します。

「法律を学ぶ」とは、単に一言一句を暗記することではなく、法律に込められた意味を汲み取り、そこから派生した社会問題を知り、最終的にはこの社会を良くするために法律の改正、解釈等を通じて何ができるかを考えていくということではないか、と私は考えます。

大学に入学してもう3ヶ月が経とうとしています。授業は全てオンラインですが、今のところ法学部に入ってよかったと思える勉強ができていますし、これからも「法律」という側面から、この社会をより良くするためにできることは何か、引き続き考えていきたいと思います。

 

まとめ:法学は、皆さんが考えるほどつまらない学問ではありません!

それではまた次の記事で。

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参考記事

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