イージー・ライダー【映画感想・評価・レビュー・あらすじ】~曲や意味、そしてラストを考える~

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今回はロードムービーそしてアメリカン・ニューシネマの傑作「イージーライダー」について書いていきます!

Easy Rider (1969) - IMDb
Directed by Dennis Hopper. With Peter Fonda, Dennis Hopper, Jack Nicholson, Antonio Mendoza. Two bikers head from L.A. to New Orleans through the open country ...
Easy Rider – Intro – Born to be wild!

あらすじ

メキシコからロサンゼルスへのコカインの密輸で大金を得たワイアット(ニックネームはキャプテン・アメリカ)とビリーは、金をフルカスタムされたハーレーダビッドソンのタンク内に隠し、カリフォルニアからマルディグラ(謝肉祭)の行われるルイジアナ州ニューオリンズ目指して旅に出る。
カトリック信者の農夫の家でランチをご馳走になったり、ヒッチハイクをしていたヒッピーを拾って彼らのコミューンへ立ち寄ったりと気ままな旅を続ける2人。しかし旅の途中、無許可で祭りのパレードに参加したことを咎められ留置場に入れられる。そこで二人は若い弁護士ハンセンと出会い、意気投合する。
そして、ハンセンの口利きで釈放された2人は、ハンセンと共にルイジアナ州ニューオリンズに向けての旅を続ける。しかし、「自由」を体現する彼らは行く先々で沿道の人々の思わぬ拒絶に遭い、ついには殺伐としたアメリカの現実に直面する

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劇中の麻薬は実際のものだったらしい

アメリカン・ニューシネマとは?

1940年代までの黄金時代のハリウッド映画は、観客に夢と希望を与えることに主眼が置かれ、英雄の一大叙事詩や、正義の味方による勧善懲悪、夢のような恋物語が主流であり「ハッピー・エンド」が多くを占めていた。

1950年代以降、スタジオ・システムの崩壊やテレビの影響などにより、ハリウッドは製作本数も産業としての規模も低迷し、またジョセフ・マッカーシーの「赤狩り」が残した後遺症の傷も深かった。映画界ではウォルト・ディズニーやロナルド・レーガンたちが赤狩りに全面協力した。

ニューシネマと言われる作品は、反体制的な人物(若者であることが多い)が体制に敢然と闘いを挑む、もしくは刹那的な出来事に情熱を傾けるなどするのだが、最後には体制側に圧殺されるか、あるいは悲劇的な結末で幕を閉じるものが多い。つまり「アンチ・ヒーロー」「アンチ・ハッピーエンド」が一連の作品の特徴と言えるのだが、それはベトナム戦争や大学紛争、ヒッピー・ムーブメントなどの騒然とした世相を反映していた。それと同時に、映画だけでなく小説や演劇の世界でも流行していたサルトルの提唱する実存主義を理論的な背景とした「不条理」も一部反映していたとする説もある。

サルトルは「ドイツ占領下にあったときほど、自由であったことはなかった」と言った
サルトルさんの自由の刑の話から、ブログを書き始めた理由を書いています!

 

 

 

 

 

以下ネタバレです!

映画感想

 

今回は劇中に何度も出てくる「自由」についてと「生と死」「音楽」について書いていきます。

自由を望み自由を怖がる

劇中に自由に関するこのようなセリフがあります。

自由を説くことと自由であることは別。金で動く者は自由になれない。

個人の自由についてはいくらでも喋るが自由なやつを見るのは怖い

自由への恐れが衝撃のラストシーンの大きな要因となっています。

主題の「イージーライダー」のイージー(easy)には簡単の意味のほかに「気楽」という意味もあります。

つまり「気楽なライダー」と言えます。

しかし、自由で気楽な人生を送っている主人公たちは陰で多くの苦労をしています。

サルトルのいう「自由の刑」です。※詳しくは下のリンクから!

サルトルは「ドイツ占領下にあったときほど、自由であったことはなかった」と言った
サルトルさんの自由の刑の話から、ブログを書き始めた理由を書いています!

 

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でも、世間の流れには逆らえず自由が失われていく・・・

墓場でやりたい放題するシーンは神の定める運命論を否定する実存主義を顕著に示す場面で、自由の重視を表しています。

生と死

劇中にこんな言葉が登場します。

人の価値は棺を覆って初めて定まる

 

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ここで一瞬ラストのバイク炎上シーンが登場

人の価値は死んでから定まるのですが、ラストシーンで映されるように主人公のような「自由人」は棺にすら入れられません。

謝肉祭を目指しバイクを走らせることと、人間の死後”ただの肉”となり感謝されるのかどうかにもつながりを感じます。

 

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自由であることが受け入れられず、死してもなお受け入れられない(否定される)

音楽

登場順にのせていきます!

the Byrds”Wasn’t Born To Follow”

The Byrds – Wasn't Born To Follow (Audio)

Steppenwolf “The Pusher

Steppenwolf – The Pusher

Steppenwolf “ワイルドに行こう/Born to Be Wild”

Born To Be Wild

 

The Band “The Weight”

The Weight – The Band (lyrics)

Holy Modal Rounders  “If You Want To Be A Bird”

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Fraternity Of Man “Don’t Bogart Me”

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Jimi Hendrix “If 6 Was 9”

If 6 Was 9

-The Electric Prunes “Kyrie Eleison/Mardi Gras”

キリエ・エレイソン ・マルディグラ/エレクトリック・プルーンズ

Roger McGuinn “It’s Alright Ma”

Roger McGuinn – It's Alright Ma (I'm Only Bleeding)

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