虚構な世界と自由意志の存在【21 lessonsから】

私の考え方
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皆さんは自由意志って存在すると思いますか?

 

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私は~したいという文脈を構成する心的情動ってことでしょ?

 

おそらくほとんどの人が「ある」と答えるのではないでしょうか?

でも実は、自由意志という考えを生み出しているこの世界自体が虚構だから意志自体も虚構で・・・

 

と、こんなかんじで哲学的な内容をがっつり書いていきます。

今回参考にした書籍はユヴァル・ノア・ハラリさんの21Lessonsです。

それでは行きましょう!

そもそもこの世界は物語の中

まず書きたいのは「この世界は虚構である」ということ。

 

いやいや~ そんなわけ

 

虚構と聞くとなんだか映画「マトリックス」の世界を思いだしますが、それとは違った意味での虚構です。

物質的な虚構ではなく、物語 つまり 精神的に虚構な訳です。

一例をあげてみますね

私たちは市場主義の世界に生きている

めちゃくちゃシンプルだけど、「市場主義」という定義自体が虚構=物語なんですよ。

人類が誕生して、現代の複雑な社会に突入して生まれた一種の宗教みたいなもので実体はないけどみんなが信じている考えです。

 

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お金や国家、政治なんかもそうだね

 

つまり、この世の中のすべてが虚構になるという展開につながります。

私たちは虚構を抜け出せない

でも、物語の外側には抜け出せないのが人間なんです。

物語は言葉でのみ語ることができます。

言い換えれば”言葉でしか”語れません。

世界は言葉でのみ定義されるとでもしましょうか。

どんなことであれ、言葉で表さなきゃ伝わらないし、理解もできない結果世界は物語のあふれた虚構世界になっていきます。

 

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山奥で一人生きるとしたら真の世界にいることになるかもしれないけど

でも実際は、誰かと生きるのが人間な訳で、知らないところで知らない人とつながっているのが今の世界です。

虚構な世界=私たちに自由意志はない

では本題に入っていきましょう。

私たちが語る自由意志とは何に由来すると思いますか?

ゼロから意志を組み立てているのでしょうか?それとも・・・

具体例から考えてみます。

なぜ勉強するのか?

A.良い大学に入るため

A.自分のため

A.資格を取りたい              etc.

こんな感じで色々と答えが出てくるはずです。

そう、あたかも自分が考えたかのように。

でもそれに至るまでに多くの意見や考えを聞いたはずです。

もっと根本にいくと・・・資本主義だったり市場主義のような誰もが信じてる虚構に辿りつきます。

=の成立、Q.E.D です

だから自由意志に困る

こんな感じで私たちの自由意志自体が虚構なんですが、そう理解するのは一筋縄ではいきません。

 

「自由」なんだから、いくらだって変化するし根本の虚構に左右されないじゃん!

 

虚構に左右されず変化する意志を私たちは持っています。

ですがこれにも理由があります。

動的平衡です。

私たちは知らず知らずのうちに考えを変えていきます。

それと同時に知らないうちによりどころとする虚構を”動かし”てあたかも元からそこにあったかのように”平衡状態”に据え付けているのです。

コロナ禍での命と経済のバランスはまさに良い例です。

同じ人間でも、ずっと経済重視を貫く人はいません。

あるところでは命を重視します。

これが虚構世界の自由意志なんです。

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昔と今の意志

今まで使ってきた自由意志という言葉自体最近のものです。

では昔、自由主義なんてものがなかった時代の意志はどうだったのでしょうか?

ズバリ神の存在が全てでした。

どんなことでも神の意志と表せばみんなが理解しました。

昔は聖書の意味の取り方の違いで戦争まで起こしたわけですから相当強烈で絶対的な物語が存在しました。

 

でも今は、虚構自体も自由に(そして無意識に)選び取っています。

実はこれがアイデンティティの拡散とか、自信のなさなんかにつながっていたり・・・

 

よりどころですら選び取る必要がある世界に私たちはいるんですね。

ならどうすべきか

問題はどうすべきか?を考えることです。

やっぱり、何か一つ自分の中に基準を持つことなのかな~と思います。

勿論、物語にまみれた世界を全て知ることなんてできません。

ただただ、目の前の疑問に対して一定の基準をもって挑むことができれば・・・

それで十分なのかななんて思います。

 

 

ということで今回は以上です!

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